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【01】ハンモックライフの会社沿革|グアテマラの出会い、コロンビアの一年、そして三か国の職人とともに

ハンモックライフという小さな店の始まりは、中米グアテマラ・ティカル。マヤ文明の遺跡で、初めてハンモックに身を預けたところから、ゆっくりと動き出しました。

ハンモックライフがどこから来て、どこへ向かおうとしているのか。産地直輸入のハンモック店としての想いを、少しだけお話しさせてください。

ティカルで出会った、一枚のハンモック

中米グアテマラ、ティカル。マヤ文明の遺跡のそばで、木の間に吊られたハンモックに身を預けたのが、初めての体験でした。揺られながら過ごした時間は、日本のどんな椅子にもベッドにもない、ゆったりとしたものでした。

その後、コロンビアに渡り、一年間暮らしました。旅行者としてではなく、住人として——朝ハンモックで目を覚まし、昼はハンモックで本を読み、夜はハンモックで眠る。家族が集まり、客人を迎え、赤ちゃんを寝かしつける場所がすべてハンモックという、そんな暮らしの中で過ごした一年でした。

旅と暮らしの中で、南国の文化に触れて

ハンモックライフは、ただの輸入雑貨店ではなく、南国の暮らしそのものに惹かれて旅を重ねてきたところから始まった店です。中南米だけでなく、カリブ海、アマゾン、南国アジアに広がる「吊って暮らす」文化に、旅のあちこちで出会ってきました。

それぞれの土地の気候、木、植物、家の形——そのすべてが、ハンモックのひと形ひと形に織り込まれているのを感じます。メキシコの網目、ブラジルの織物、コロンビアのカデホ(手編み装飾)。どれも、その土地の空気と人の暮らしから、ゆっくりと生まれてきた形です。

旅先で出会った風景、そこに暮らした時間——そうして身体で覚えてきたことが、ハンモックライフが「何を選び、何を届けるか」を決める拠りどころになっています。カタログの上で選ぶのではなく、土地の空気を思い出しながら一枚ずつ選ぶ。それがハンモックライフの仕入れの原点です。

三か国、すべて直接取引

ハンモックライフが扱うメキシコ・ブラジル・コロンビアの三か国。すべての工房と直接つながり、商社を介さず、スペイン語・ポルトガル語で職人とやりとりしながら、オーダーして作ってもらっています。できあがった既製品を選ぶだけの輸入商ではなく、現地の職人に「こういう色で、こういうサイズで、こう編んでください」とお願いし、職人がそれに応える——そんな関係のなかで、一枚ずつのハンモックが生まれます。

なぜ三か国すべて直接のオーダーにこだわるのか。ひとつは、日本の環境やご趣向に合わせて作っていけるため。もうひとつは、職人の手取りを守るため。中間業者を挟めば挟むほど、作り手の収入は削られていきます。直接のオーダーは、職人が正当な報酬を受け取れる仕組みでもあります。

二つのラインで、作ってもらっています

お届けしているハンモックには、二つの流れがあります。

ひとつは、ハンモックライフオリジナルのデザイン。日本の暮らしや好みに合わせて、色の組み合わせや柄を私たちから提案し、現地の職人に仕立ててもらうもの。長年のやりとりのなかで少しずつ育ってきた、私たちらしい一枚です。

もうひとつは、現地の空気そのままの一枚。職人の地元で昔から作られているデザインを、現地の感覚のままお届けするもの。ユカタン、北東ブラジル、バランキージャの暮らしで実際に使われている形を、そのまま日本の家に運ぶ一枚です。

どちらも、職人が一枚ずつ手作業で仕上げます。オリジナルと現地そのまま、この二つのラインが並んで走っているのが、ハンモックライフという店の形です。

職人の暮らしが豊かになるように

ラテンアメリカの職人たちは、決して豊かな環境で仕事をしているわけではありません。多くが家族経営の小さな工房で、女性たちが家事と子育ての合間に機織りに向かう日常です。ひとつのハンモックが売れることは、その家族の一週間の食卓に直結します。

ハンモックライフが日本で一枚のハンモックをお届けすることは、遠い地の職人家族の暮らしを、ささやかに支えることでもあります。「買う」という行為が、単なる消費を超えて、作り手への敬意と、次の世代への伝統の継承に繋がっていく——そんな循環を、日本のお客さまと一緒に作りたいと思っています。

お客さまと職人をつなぐ、小さな糸

あなたの家で揺れているハンモックを作ったのは、ユカタン半島、北東ブラジル、あるいはバランキージャの職人です。その手と、あなたの手は、一枚の布と細い糸を通じて確かに繋がっています。

ハンモックライフは、この「つなぐ」という仕事を続けていきます。ラテンアメリカの文化への敬意とともに、職人の暮らしが少しでも豊かになることを願いながら、日本の家にハンモックのある時間を届ける——そんな店として、これからも。


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